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FUEで生え際修正を行った症例『FUEで治療した生え際修正の症例』

Lesson 14. FUEで生え際修正を行った症例

30歳代前半、典型的な生え際修正の症例です!
FUE:1000グラフト。

術前術後写真

【術前】
HN分類(➡ 男性のAGAのHN分類表をご参考ください。):3型。
フィナステリドとミノキシジルを内服使用している症例です。
生え際の後退を周囲の人達に指摘されて気になりだしたようです。
この症例のように、薬剤を使用したとしても、うぶ毛に退化したものには効果はほぼないので、植毛術をご決断されたようです。

遺伝歴から、AGA脱毛進行リスクがあるので、ある程度の年齢までは薬剤を継続するのがよい症例です。

遺伝的素因:父方は2~3型、母方に7型があります。
ドナーの状態:後頭部のドナー密度は低密度で、細い頭髪が多い症例でした。
術式の選択
ドナー密度が比較的低く、細い頭髪の割合が多いため、FUEを行うにあたって良い条件とはいえません。
しかし、AGA脱毛の進行予防のための内服治療の継続を行う意思があるため、現在の年齢でFUEを行うことは許容できます。
また、比較的高い生え際ラインで修正されるので、将来のAGAの脱毛進行がある程度進んだとしても、不自然にはなりにくいと想定できます。

【手術評価】
平均移植密度40グラフト/㎠で移植しています。
FUEの評価
FUEで最も評価すべき検査は、毛包切断率です。この例では、毛包切断率(➡ Step3『Proの植毛術』をご参考ください。)は9%でした。切断率は年齢相応ですので、今後FUEを行うかどうか、この数値を参考にして術式を選択することとなります。

【手術結果 - 術後6か月目と術後1年目】
術後評価は術後1年目で判断しますが、薬剤を使用しているため、6か月目でほぼ完成しています。結果は想定通りとなっています。

(2023年3月 K. Yamamoto記)

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