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AGA(男性)に対する植毛術を行うタイミング:M字脱毛の治療『M字脱毛は植毛術で効果的?』

Lesson 2. AGA(男性)に対する植毛術を行うタイミング
M字脱毛の治療

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お薬の効果の限界を理解しましょう!
限界を知れば、植毛術を行うタイミングについて、的確な判断ができます!

M字脱毛の治療

今回は男性の典型的なAGAの形であるM字脱毛の治療について解説します。

まず前回の説明で、うぶ毛まで退化してしまった毛髪ではお薬は有効的ではないというお話をしました。このことは常に念頭に置いておいてください。

一言、M字脱毛と言っても、色んなパターンが考えられます。まずAのケースはM字が最近薄毛になってきた場合でAGAの初期段階のケースです。Bのケースは生まれた時からそもそもM字の2型であったケースです。CのケースはM字脱毛が徐々に後退してAGA3型になってしまったが、これ以上脱毛が進行しないケースです。

BやCのケースでは、将来、AGA脱毛は進行しない場合ですので、植毛術を行ってしまえば、一発解決してしまいます。

M字脱毛の進行と治療

ここでは、将来に脱毛範囲が後方へ進行する可能性のあるAGAの初期のM字脱毛であるAのケースを考えてみましょう。
この場合、M字部の完全なうぶ毛の場所に対してはお薬の効果は期待できません。したがって、M字を修正する場合は通常植毛術を行うしかありません。しかし、放置しておくと、M字部の脱毛は後方へ進行していくため、ある程度のご年齢までAGAの進行をストップさせるためにお薬を併用することもまた非常に重要になります(図)。
なお、M字部に植毛術を行う場合の注意点として、将来を考慮した適切な生え際ラインで植毛術を行うことが重要になりますが、この点については、別の機会に解説いたします。
また、AGA脱毛の進行によって、生え際に移植した移植毛が取り残される現象を『離れ小島』現象と言います。
これは、生え際に起こる移植後の続発症ですが、AGA脱毛が進行する可能性のある方が生え際を下げすぎると年齢とともに不自然な顔貌になる可能性があります。
(➡ AGA脱毛の進行による『離れ小島』に対する植毛術昭和の時代の巨大パンチ移植に対する修正術をご参考ください。)

(2026年5月 K. Yamamoto 追記)